精神科看護師からの本音のお便り


精神科病棟やデイケア、精神科訪問看護を
通して得て、思った事、伝えられなかった
「本当の事」
お伝えします。
見るのが怖いかもしれないけれど、
本当の本当の事。
徒然なことも、つぶやきます。

まず、初めに「自立」について

この記事を見ている方の中に、精神疾患の方がいらっしゃると思います(*´▽`*)
または、心療内科やメンタルヘルス外来など、違った形で治療を受けられている方がいらっしゃるかと思います(*^_^*)


そういった方々にまず、お伝えしたい。



自立しましょう。


良く言われる言葉です。
わーっとるわクソボケ!何を当たり前の事ぬかしとんねん!(; ・`д・´)
こっちは自立したくてもでけへんのじゃダボ!!( ゚Д゚)



って思っている方いらっしゃるでしょう(*'ω'*)
それは至極、その通り、そう思っていらっしゃることは重々承知しています。


それを分かったうえで、お伝えしたいのです。
「自立しましょう」と。


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さて、ここでだいぶんの方が「はー、また説教系クソブログかよ」と思ったでしょう。
全然違います。違いますからね~~~!


ここでは、家族や環境が求める「自立」と病気を持たれている方の「自立」の捉え方の違いをお伝えしていきます。



さて、そもそも、自立とは何なのでしょうか。
辞書にはこう書かれています。


じりつ
【自立】
《名・ス自》自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと。 「―心が強い」


自分以外の力を借りずに、指示もなく、物事をこなせって事です。
おそらく、「自立」を求められた疾患を持たれた方は、言葉通り受け取られるでしょう。


安心してください。
辞書の引用を見た通り・・・・


そもそも!
この世のすべての人誰も自立してないです!!!


じゃあ、自立って何なのさ!!!意味ないじゃん!!!と思われるでしょう。
なんでこんな絶対にムリィ!な事を求めるの!と思われるでしょう。


実際は・・・・「自立」を求めていないのです・・・。


そもそも、自立を求めている人は自立していないのです。
自立できてなくて当然です。誰もかれもが自立できていないのだから。
でも、少しでもできて欲しい。前に進んでほしい。
そうなってほしいがために、周りが求めていた「自立」


それは、本当の意味での「自立」ではない。
言葉足らずで伝わらなかった「自立心」だったんです・・・!


よく見たら辞典の例文に出てますね(;^ω^)
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じゃあ自立と自立心の違いって何なのさ?と。


じりつしん
【自立心】
人に頼らず、独り立ちして自力でやっていこうとする心構え。


なるほど。心構え。
つまり・・・・


自立していなくていいんです!!!
自立しようとする姿勢!!それだけでいいんです!


良くなろうという姿勢、改善しようという姿勢。
それがあれば、必ず周りは味方になってくれます。


あなたは、あなたの考える理想のために、よくなろうとしている事。
それだけで、あなたは素晴らしい。


その自立心(がないから困ってるんだろうがダボが!)ってどうやって芽生えさせられる?


続きは次の記事にて!



人は操れない 自身さえも。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
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